雷から電子機器を守るためには必須!後で困らないようにしておくべき落雷対策の基礎知識

落雷対策は何をすればいいの?知っておくべき基本的な知識
落雷対策の知識ですが、まず雷は一般的に高いところへ落ちます。
避雷針が設置されているようなビルがある場合、その先端部を見上げたときの角度が45度くらいまでの範囲の場所は安全性が高いと考えられています。
また、そのようなビルの内部は基本的には絶縁されていますから安心で、もし雷の音がし始めた際はそのようなビルへ逃げ込むことは一つの落雷対策です。
怖いのはそのようなビルや建物などが一切ない屋外で、それこそ人間の背丈であっても周囲から見ると高い場所になる場合は、そこへと落ちる可能性も高くなります。
樹木があればその下は比較的安全ですが、これも幹にぴったりと寄り添ったりしていると、木よりは人体のほうが導電性がはるかに高いため、一旦はその樹木の先端に落ちて幹を流れ下った雷が途中で人体のほうへと飛んでくる可能性があることに注意が必要です。
幹からは少し離れ、かつ身をかがめて丸く小さくなることで被害の可能性を減らすことができます。
落雷対策と落雷による住宅に与える様々な影響
落雷はコンセントから流れる電圧を遥かに超える電圧で、人に直撃すると命を落とすような強い電圧です。
そのため住宅に直撃した時も、様々な影響が出てきます。
住宅に雷が直撃すると外壁を伝って地面の方向に電気が流れて、最終的には地面に向かって放電されます。
この時にコンセントに電流が流れる事があって、この電流の電圧は家電製品が対応している電圧を大きく超えるので、接続されている家電製品が故障する原因になります。
直撃しなくても近くの電線や電柱に落雷が落ちた事で、住宅のコンセントに流れ込む可能性もあります。
落雷対策として有効なのは避雷針を設置する事です。
避雷針を設置する事が義務化されている建物でなくても、設置する事で大きなメリットがあります。
避雷針を設置する以外にも落雷対策用のコンセントなどを使用するのも、落雷対策として効果的です。
雷が激しい時は電化製品のコンセント自体を外して、物理的に電化製品の故障を防げます。